2016年の夏にサウサンプトンからリバプールに移籍したセネガル代表は、ここまで通算263試合117得点46アシストと凄まじい数字を残しており、今シーズンも45試合20得点と脅威の得点力を誇っている。
カラバオカップを制覇し、プレミアリーグではマンチェスター・シティと1位を争い凌ぎを削っている。さらには、チャンピオンズリーグならびにFAカップでも決勝に駒を進めるリバプールにおいて、破壊力抜群の攻撃陣を引っ張っている。
この冬にはFCポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアスが加入したことで、センターフォワードを務めることも多くなっているセネガル代表フォワード。徐々にポジションにも慣れ、ロベルト・フィルミーノやディオゴ・ジョッタとも違った味を出している。
リバプールと同選手との契約は2023年まで。今夏を過ぎれば、残り1年を切る契約期間だけに、新契約にまつわる報道が過熱し始めている。同選手の代理人が語ったところでは、今夏に話し合いの場を持つことを明言していたが、その詳細がさらに明らかになった。
移籍情報に詳しいグレアム・ベイリー氏が『Anfield Watch』に寄稿した記事によれば、両者はもともと昨年に接触しており、契約合意に必要となる条件を話し合っていた。週給300,000ポンド(約4200万円)を要求しているとも言われ、シーズン終了後に具体的な交渉を行っていく見込みだ。
同じく2023年で契約切れとなるエジプト代表FWモハメド・サラーもまだ新契約に合意していない。同選手はさらに高額な給与額 週給400,000ポンド(約5600万円)を求めており、クラブ側は他の選手たちとの給与バランスが崩れることを気にしており、交渉は停滞している。
モハメド・サラーの契約に合意しなければ、チームでもトップの週給を得ることになるサディオ・マネ。前提として要求額をリバプールが飲む条件付きだが、フェンウェイ・スポーツ・グループが今夏に新契約を提示することは確定しているようで、金額はまだ検討中。
サディオ・マネ本人は、リバプール残留を願っており、大きく乖離がなければ契約に合意する可能性が高いと報じられている。満額でなくとも、現時点で最高額を受け取るオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクに近い金額であれば、問題なく契約を締結できるとも伝えている。
はたして、リバプールとセネガル代表フォワードは新たな契約に合意できるのだろか…?具体的な交渉が始まるとされるシーズン終了までは進展はなさそうだが、クラブにとっては慌しい夏になりそうだ..