22歳でタレントひしめくフランス代表の常連にもなっており、今夏の移籍市場では数々のメガクラブが争奪戦を繰り広げることが予想されているのが、ASモナコMFオーレリアン・チュアメニ。レアル・マドリードやチェルシー、アーセナルらがこぞって獲得を夢見ている。
リバプールも関心を抱くクラブのひとつであり、選手の代理人とすでに接触を図っている。同選手は今夏での退団を検討しているものの、所属するASモナコは2024年まで契約を結ぶ逸材を安く手放すつもりはなく、多額の移籍金を要求する見込みだ。
資金力勝負になれば、リバプールは圧倒的に不利。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が自身のSNSで報じた続報によれば、フランス代表MFの移籍金が判明し、獲得を狙うクラブは最低でも7000万ユーロ(約91億円)の支払いを避けられないようだ。
Two goals tonight, top quality again and pure leadership even if he’s 22. Aurélien Tchouaméni will be one of the best opportunity on the market. What a talent. ⭐️🇫🇷 #Tchouameni
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 6, 2022
AS Monaco won’t accept less than €70m for Tchouaméni this summer. pic.twitter.com/vjn18b9sLR
今回の報道によって、リバプールのオーレリアン・チュアメニ獲得確率は目減りしている。フィルジル・ファンダイクのように大金で補強するパターンもあるが、ミッドフィルダーが足りていないわけではなく、さらにはフィリペ・コウチーニョのような莫大な移籍金を残してくれる選手もいない。
守備もできるミッドフィルダーだけに、ファビーニョの代わりにもなれ、インサイドでも活躍できる同選手の補強は確実に戦力アップになることは間違いない。ただし、7000万ユーロ(約91億円)もの移籍金を準備できるとは思えない。
ただし、この冬にASモナコが関心を示した日本代表FW南野拓実を譲歩するなど、移籍金を下げる努力はできるだろうが、劇的に金額が減少する可能性は低い。はたして、どんでん返しの展開で、フランス代表MFのリバプール加入が現実になる未来はやってくるのだろうか…?