元サウサンプトンFWサディオ・マネが退団を希望しており、モハメド・サラーとの契約更新も難航。ロベルト・フィルミーノも負傷が多くなってきており、今夏の移籍市場で新たなフォワード獲得が必須となったリバプール。
これまで本命と目されてきたウェストハムFWジャロッド・ボーウェンでも、リーズFWハフィーニャでもなく、ベンフィカFWダルウィン・ヌニェスが急先鋒として浮上。チャンピオンズリーグ準々決勝で対戦した相手のフォワード獲得に向けて、ジュリアン・ウォード新SDはすでに交渉の席に着いている。
『Sportitalia』のジャンルイージ・ロンガリ記者によれば、リバプールとウルグアイ代表フォワードは個人契約で合意に達しており、5年契約が用意されているようだ。選手側もアンフィールドでのプレーを希望しており、相思相愛の関係を築いている。
残すはベンフィカとの移籍金交渉のみ。しかし、ポルトガルの古豪クラブは、8500万ポンド(約119億円)を要求していると言われ、クラブ史上最高額で獲得したオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクを1000万ポンド(約14億円)も上回る。
『The Mirror』によると、リバプールはまだ正式なオファーを提示していないものの、8500万ポンド(約119億円)を満額で支払うつもりはなく、ベンフィカとの値下げ交渉にあたっている。それでも、クラブ史上最高額を更新する合計金額になるかもしれないそうだ。
まずは、6500万ポンド(約91億円)前後を移籍金として支払い、1800万ポンド(約25.2億円)を選手の成績に応じて追加で支払うオファーを検討している。もしもこの金額が本当であれば、今夏でこそオランダ代表センターバックを超えることはないが、成績次第ではクラブで最も高いプレーヤーになり得る。
マンチェスター・ユナイテッドやアトレティコ・マドリード、ニューカッスル・ユナイテッドも関心を示すウルグアイの逸材は、今シーズン41試合に出場し、34得点と脅威的な得点率を誇っている。スピードもあるセンターフォワードで、相手センターバックとも対峙できるだけに、また違ったタイプのフォワード獲得なるか注目が集まる。
はたして、ダルウィン・ヌニェスは夢のリバプール移籍を手に入れられるのか?さらには、その移籍金はいくらになるのか…これからの進展に目が離せない!