チャンピオンズリーグ決勝後から、リバプール退団が噂され続けたセネガル代表FWサディオ・マネ。パリ・サンジェルマンらも関心を寄せる中、ブンデスリーガの絶対的王者バイエルン・ミュンヘン移籍の可能性が高まっていた。
リバプールとバイエルンはすでに話し合いの場を設けており、2度のオファーが提示された。しかし、リバプールが要求している移籍金4250万ポンド(約59.5億円)に遠く及ばず、門前払いされてきた過去がある。
『Sky Sports』が速報として報じた内容によれば、バイエルンは3度目のオファーを準備しており、4250万ポンド(約59.5億円)に限りなく近い金額でのオファーを提示する見込みとのこと。ドイツ王者にとっては、三度目の正直となる。
「速報です。サディオ・マネのバイエルン・ミュンヘン移籍が成立寸前のようです。クラブはリバプールの評価額である4250万ポンドに沿った改善されたオファーを準備していると、我々は聞かされています。」
ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが同クラブからの退団を熱望しており、あらゆるメディアで不満を述べている。バルセロナ移籍がほぼ決まっているとも言われる中、セネガル代表ストライカーはその後釜として期待される。
サディオ・マネはすでにバイエルンとの3年契約に合意。3倍とも、4倍とも伝えられる給与を手にすることになる元サウサンプトンFWの心はいまやドイツにある。退団の意思は固く、2023年までの契約満了を待たずして、リバプールを離れる。
リバプールは一方で、総額1億ユーロ(約130億円)にも上る移籍金を使い、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得。世代交代に加えて、サディオ・マネの直接的な代役として補強した大型ストライカーの移籍金を補填するためにも、要求額を下げたくない事情がある。
もしもバイエルン・ミュンヘンが満額を支払えば、おおまかに半分の費用を確保できることになり、財務状況も潤う。はたして、このまま移籍の話し合いは順調に進み、ドイツの地に降り立つのだろうか…?