2018年からリバプールと契約を結ぶギニア代表MFナビ・ケイタだが、現行契約は2023年夏まで。この夏には契約更新の話題が上がったものの、交渉はまとまらずに新シーズンがスタート。当の本人はすでに怪我しており、懸念事項の負傷癖が抜けずにいる。
毎シーズンのようにパフォーマンスが上がった段階で負傷するサイクルを繰り返し、レギュラーを獲得できずにいる。本人の責任にも思えるが、ギニア代表MFはスタメンの確約を欲しており、契約延長交渉が長引いているとも言われる。
チャンピオンズリーグのメンバー選考から漏れ、さらに不機嫌になっているとも。しかし、英『The Mirror』によれば、リバプールは依然として同選手との契約延長を望んでおり、今後も交渉を続けていく構えを見せている。
ユルゲン・クロップ監督のお気に入りでもある同ミッドフィルダーであり、コンディションさえ整えばトップレベルでも実力を発揮できるだけの能力を有している。独特なドリブルや前線へのボール運びはピカイチで、ペナルティエリア付近でもチャンスを作り出す。
問題はやはりコンディション。身体への負担が大きいクロップ・サッカーだが、20代のナビ・ケイタが負傷を繰り返すのは獲得時には考えていなかったことだろう。怪我の影響を受け、レギュラーの座を確保できずに、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーら年長者にも負担がかかっている。
元RBライプツィヒMFが毎試合のようにピッチでプレーできていれば…と “タラレバ” を述べても仕方ない。しっかりと怪我を直して、矛盾するかもしれないが、早く練習に戻り、チームに貢献してもらいたい。
はたして、リバプールは負傷がちなミッドフィルダーとの新契約を取り付けられるのか。はたまた、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのようにフリーで移籍してしまうのか。時間がかかりそうな交渉だが、チームのためには早めの解決を期待したい…