過去にマンチェスター・シティで体躯の大きさやフィジカルの強さ、パスワークにスルーパスとプレミアリーグを代表するミッドフィルダーであった元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレにも評される期待の若手MFジェームズ・バラギジ。
マンチェスターに生まれ、シティズンとして育った同ミッドフィルダーは、若くして愛するクラブの下部組織からリバプール・アカデミーに活躍の場を移す。順調にカテゴリーを駆け上がり、リバプールU-21では15試合に出場を果たしている。
今シーズンはトップチームでの出場機会を得るため、クローリー・タウンにレンタル移籍で加入。ここまで10試合3ゴール1アシストとプレー時間を手に入れ、結果も出している。まだリバプールでトップチームの経験こそないが、そのポテンシャルは高く評価される。
そんな若きミッドフィルダーは過去を振り返り、地元クラブから移籍した理由を明かし、若手にチャンスを与える環境が整っているところが魅力的だったと、決断に至った背景を説明した。
「僕はマンチェスター・シティを応援して育ったけど、リバプールについて本を読んで知れば知るほど、そして長くいればいるほど、このクラブがいかに特別な存在であるかということに気づかされる。」
「U-11から移籍して、クラブが常に若い選手にチャンスを与えているのを見たとき、とても魅力的だった。”どうやったらそんなことができるんだ!!” と思ったのを覚えているよ。リバプールがいつも若手にチャンスを与えることは、子供たちやその家族にとって刺激的だったんだ。」
「それ以来、このクラブが大好きになったし、僕の人生で最高の出来事だよ。」
Liverpool Echo
クローリー・タウンでの経験を活かし、来シーズンこそはプレシーズンをトップチームとともに過ごし、さらにはシーズン中にカップ戦やリーグ戦で出場のチャンスを得れることを期待したい…