昨シーズンはアバディーンで大ブレークを果たしたスコットランドU-21代表DFカルヴィン・ラムゼイは、スコットランド最優秀若手選手賞に輝いた上で、リバプール移籍でサッカー選手としてステップアップが叶った。
19歳ながらも、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの控えとして期待されていたものの、リバプール加入して以来、怪我の影響で出場すらままならなかった。必死にトレーニングに励み、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節ナポリ戦でデビューを飾った。
途中出場でたった3分間のみのプレーだったが、若き逸材にとっては貴重な時間。なにより、アンフィールドでのデビューは感慨深いものがあり、トップチームのメンバーになれたことに対して “喜び” を表現した。
「正直、少し緊張した。」
「クラブに来てからずっと怪我をしていたけど、今は復帰できて、ただ嬉しいよ。U-21チームで何試合かプレーして、体力をつけてきたんだ。だから、トップチームのメンバーに戻り、出場できたことは、忘れられない瞬間だよ。」
「小さい頃からの夢だったんだ。チャンピオンズリーグでプレーすることがね。僕はただ、トレーニングに励み、自分の力を証明する必要がある。そうすれば、チャンピオンズリーグでもプレミアリーグでも、どんな形であれ、もっと多くのチャンスを得られると思う。」
イングランド代表DF同様に、攻撃的なサイドバックとして活躍してくれるはず。とはいえ、初挑戦となるイングランド・サッカーだけにまずは慣れることが先決。
ただし、そのポテンシャルは高く、期待してしまうのは…リバプール・サポーターの常だろう…