2010年に9歳でリバプール・アカデミーに入団。順当にステップアップし、2020年からはトップチームに定着。レギュラーこそ掴みきれておらず、負傷で離脱する期間も多いものの、そのポテンシャルは高く評価されるイングランドU-21代表MFカーティス・ジョーンズ。
アカデミーからトップチームに上がるまで他のクラブにレンタル移籍されたことがなく、その後もリバプール一筋。アンフィールドでは81試合8ゴール10アシストを記録している同ミッドフィルダーは、2020年に新たに締結した契約を更新し、2027年までの長期契約を結んだ。
今後5年間はリバプールでプレーすることになった若きミッドフィルダーは、中盤強化が叫ばれ流リバプールにおいて覚醒が待たれる。来シーズンにはナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらが退団濃厚で、ジェームズ・ミルナーの去就も不透明な中、主力としてスタメンに挑戦してもらいたいところ。
インサイドハーフ、左ウイングとまだ適切なポジションを発見できていない印象も強く、来季にはジュード・ベリンガムが加わっている可能性もあり、ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョらとの熾烈なポジション争いが待ち受けている。
トップチームで能力が花開き、ジェイミー・キャラガー以来となる真のワンクラブ・マンとしてキャリアを終えることができるかのか注目が集まる…