プレミアリーグ開幕戦でチアゴ・アルカンタラが負傷。すでに、カーティス・ジョーンズやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタらを怪我で失っていたリバプールは、夏の移籍市場が閉まるギリギリで中盤探しを始めた。
動き出すタイミングが遅く、後釜を確保する時間のないクラブを説得することはできずに、最終的にはユベントスで戦力外となっていた元ブラジル代表MFアルトゥールをレンタルで獲得。ところが、コンディションを戻すプロセスで怪我を負ってしまい、戦力に数えられない状態が続く。
この冬にも新たなミッドフィルダー獲得に乗り出すとも言われるリバプールだが、夏の移籍市場ではオーストリア代表MFコンラート・ライマーとポルトガル代表MFルベン・ネベス獲得に動いていたと、『TEAMtalk』グレアム・ベイリー記者が明かした。
「リバプールは移籍市場の終わりにかけて多くの仕事をした。」
「しかし、最終的にはお金をかける代わりに、彼らはアルトゥールを獲得した – これはどう考えても成功とは言えない取引だった。」
「アルトゥールだけでなく、彼らはコンラート・ライマーとルベン・ネベスにも大きな仕事をした。」
「ネベスはここ最近、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナなど、多くのクラブに興味を示していた。」
「ただ、フレン・ロペテギ新監督はビッグネームを失いたくはないだろうから、1月に彼が市場に出るかどうかはまだわからない。」
ともに噂に上がっていたミッドフィルダーであり、とくに来夏には契約満了となり、格安の移籍金で獲得可能なRBライプツィヒMFコンラート・ライマーはこの冬の移籍市場でのターゲットとも言われている。
来夏にはボルシア・ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガム獲得に乗り出すクラブだが、ケイタやチェンバレンらが退団濃厚な中で、中盤の枚数確保は至上命題。ふたたび強烈なプレスをもたらすために、リバプールが白羽の矢を立てる選手は誰になるのだろうか…?