来年の夏にはイングランド代表MFジュード・ベリンガム争奪戦に参加することが決まっているリバプールは、さらなる中盤の強化を狙い、オーストリア代表MFコンラート・ライマーやポルトガル代表MFルベン・ネヴェスらの動向を伺っていると言われる。
他にも様々なミッドフィルダーの名前がメディアを賑わせる中、リバプールはカタールで行われているワールドカップにスカウトを派遣。送り込まれた先はポルトガル代表 vs ガーナ代表戦。そして、その視線の先はアヤックスに所属する若きMFモハメド・クドゥである、と海外メディア『Sports World Ghana』が報じた。
2020年にノアシェラン(デンマーク)からオランダに活躍の場を移した同ミッドフィルダーは、攻撃的な役割を担い、今シーズンはここまで21試合10ゴール2アシストと印象的な活躍を続ける。とくにチャンピオンズリーグでは爆発し、6試合で4ゴール2アシストを記録。
アンフィールドに乗り込んだリバプール戦でもゴールを奪っており、ユルゲン・クロップ監督はじめ、コーチ陣は間近でプレーぶりを見ている。その時のインパクトが影響しているか定かではないが、その才能は底知れない。
この夏には地元のライバル、エバートン移籍も取り沙汰されたガーナ代表MFだが、ギリギリのところで移籍は頓挫。その無念を晴らすか如く、今季は躍進のシーズンを送っており、ワールドカップの舞台でもレギュラーを張っている。
現時点でリバプールが必要とするポジションよりも、前線で特長を発揮する選手であり、同クラブが具体的に動き出すかはわからない。しかし、今シーズン終了後にはナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらが契約満了で退団が予想されており、中盤の枚数は確保しておきたい。
はたして、ガーナ代表MFのプレミアリーグ上陸はあり得るのだろうか…?そして、移籍先がリバプールになる未来はやってくるのだろうか…?