今年の夏にリーベル・プレート(アルゼンチン)からベンフィカ(ポルトガル)に移籍したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス。新たなクラブではスタメンの座を確保し、今季24試合3ゴール5アシストと結果を残している。
カタールで行われていたワールドカップでは、最優秀若手選手に選出され、同国のW杯制覇に大きく貢献。大舞台で見せたパフォーマンスの影響を受け、数多くのメガクラブがこぞって関心を示しており、中でもリバプールが争奪戦をリードしているとも。
ところが、移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏が意味深な発言を残し、同大会期間中からアンフィールド移籍が取り沙汰されてきた同ミッドフィルダーだが、他にも数多くのクラブが関心を寄せていることを強調した。
「エンソ・フェルナンデスはリバプールのリストに入っていることは確かだ。しかし、彼は他の多くのクラブからも求められている。」
「リバプールだけでなく、多くのクラブがエンソ・フェルナンデスに興味を示しているんだ。」
GiveMeSport
どこまで本当はわからないが、8800万ポンド(約123億円)にも上るオファーがベンフィカによって拒否される一方で、リバプールとは移籍に向けた事前契約合意に近付いていると報じるメディアも存在している。
リバプールにとっては、1億500万ポンド(約147億円)もの契約解除金を支払えるかは不透明。ジュード・ベリンガムにも同額以上の金額を投じる見込みであり、若きミッドフィルダーの2枚獲りは現実味がない。
イングランド代表MFに加えて、もっと割安な将来有望なミッドフィルダーを獲得するのであれば、実現可能性が高まる。はたして、リバプールは多額の資金をこの冬と来年の夏に投下する未来はやってくるのだろうか…?