PSVアイントホーフェンではキャプテンを任されるなど中心的な役割を担い、数多くのゴールとアシストをもたらす。カタールW杯でもオランダ代表として、グループステージでは3試合連続で得点を奪うなど、大舞台で評価を高めた。
プレミアリーグでは同選手を巡り争奪戦が展開され、昨夏にはリーズ・ユナイテッドが獲得を試みた。この冬にはマンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚と見られていたが、急転直下でリバプール移籍が発表され、母国リーグからのステップアップを果たした。
フォワード陣に怪我人が多いこともあり、加入直後から左ウイングやセンターフォワードとしてプレー。チーム全体のパフォーマンスが芳しくないこともあり、力を発揮できない場面も多い。加えて、慣れ親しんだエールディビジとの違いにも戸惑いつつも、適応するために努力していると語った。
「ゲームは本当に速くて好きだ。」
「最大の違いは、試合のスピードだね。エールディビジよりも速い。 」
「PSVでは普通ビルドアップをして、ゴールにたどり着くまで長い時間がかかる。ここでは、いい意味で、できるだけ早くゴールを目指そうとするし、相手も同じ。」
「オランダとは違うことがたくさんあるけど、できるだけ早く適応できるかは自分次第だよ。」
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そのポテンシャルは抜群で、本職の左ウィンガーとしてだけではなく、前線では様々なポジションを担当できるユーティリティ性は長く過密な日程を乗り切るためにもチームの助けになることは間違いない。
まだまだ加入してから日が浅く、慣れている段階であり、あまり多くのことを要求するのは酷。それでも、大きな期待とともに加入しており、なるべく早くチームに馴染み、持っている能力を遺憾無く発揮し、リバプール攻撃陣を牽引していってくれると信じたい…