ベンフィカでシーズンを通し34ゴールを決めたウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、サディオ・マネが去ったリバプールに新天地を求めた。脅威的なスピードでゴールに迫る姿は迫力満点で、ゴールを決められるチャンスが巡ってきている。
ところが、ゴールキーパーと1対1になる場面が多い割に、ゴール数が少なく、その決定力が批判されている。モハメド・サラーの調子も悪く、フォワード陣に怪我人が続出していることで、チームとして得点できないこともあり、批判の声が高まってしまっている。
ウルグアイ代表ストライカーも決定率に問題があることは自覚しているようだ。しかし、どのクラブでも2シーズン目に得点力が爆発していることからも、同選手は来シーズン以降に結果が付いてくると自信を覗かせた。
「フィニッシュなど、まだ課題はたくさんある。でも、(ルイス・)スアレスがそうだったように、僕にも同じことが起こっていると思うんだ。2年目のスアレスがそうだったようにね。」
「ベンフィカでも同じようなことが起こっていた。1年目はあまりうまくいかず、2年目に爆発した。」
「ここでも同じようなことが起こっていると思う。来シーズンもそうなることを願っているよ。自分のベストを尽くして、運も味方につけたいね。」
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カタールW杯ではギリギリのところで、グループステージ突破がならなかったウルグアイ代表。試合終了後には大粒の涙を流した元リバプールFWルイス・スアレスだが、10歳以上年齢が離れたダルウィン・ヌニェスにとっては良き先輩であり、様々なアドバイスをもらっていることを明かしている。
「もちろん、スアレスと話すことはいつだって役に立つんだ。」
「僕にとって、彼はアイドルで、偉大なお手本なんだ。代表チームでは、彼との関係がより良くなっている。」
「いつも話をしていて、アドバイスをもらっている。連絡を取り合うようにしている。彼はこのクラブにいたし、僕よりも多くの経験を持っているから、いろいろなことを彼に聞いているんだ。彼は僕にアドバイスをくれたり、説明してくれたりする重要な選手なんだよ。」
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得点だけではなく、周りとの連携面も改善しなければならず、センターフォワードとして起用され続ける場合には、屈強なセンターバック陣を背負いながらボールを収める技術を身につけるなど、世界的なフォワードに成長するためには数多くのステップが待ち受ける。
とはいえ、ゴール数が評価されるストライカーであり、来シーズンは爆発の時を迎えられるだろうか…?それとも、期待ハズレで終わってしまうのか…?