チャンピオンシップでは未来を約束された若手選手として、昨シーズンにプレミアリーグ昇格を決めたフラムの攻撃を引っ張ったポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョ。そのポテンシャルを買われて、昨夏の移籍市場でリバプールにステップアップを果たした。
シーズン序盤戦こそ途中出場からプレー時間を得ていたが、徐々にピッチに立てる時間は減少。2023年になってからは、ベンチ外で過ごす試合も多く、新クラブでの生活は順風満帆とは言えない。
しかし、20歳ミッドフィルダーは腐っていない。アンフィールドでプレーできない日々の中でも、我慢や準備の大切さを強調しつつも、シーズンを通して多くのことを吸収することができたと明かした。
「我慢すること。そして、チャンスをものにすることの大切さ。リバプールのようなクラブでは、自分が選ばれたときに、求められるような働きをする準備が必要だ。興味深いシーズンだったが、そこから多くのことを学んだ。」
「もっと出場時間を増やしたかったが、今後につながる貴重な教訓をたくさん得ることができたと思う。」
「新シーズンに向けて、もっと出場機会を増やして、レベルアップしていきたい。チームとして、そして選手として、何ができるかを示すために、残りの試合を戦っていくよ。」
HypeBeast
来シーズンはローン移籍が濃厚と見られる若きミッドフィルダー。理想的には、毎週のようにプレーできるプレミアリーグのクラブが望ましいところだが、他のリーグやチャンピオンシップでもレギュラーの座が必須条件。
イングランドやポルトガルを代表する選手になれるだけの才能を有しており、年齢もまだまだ若い。苦しいシーズンを過ごしたが、来シーズン以降は輝かしいキャリアを積むことができるだろうか…?