RBライプツィヒから高額な移籍金とともに鳴りもの入りでリバプールに加入したギニア代表MFナビ・ケイタには大きな期待が寄せられたものの、ジョーダン・ヘンダーソンら主力組を脅かす存在になれず、昨シーズン限りで契約満了に伴い、アンフィールドを離れた。
リバプール時代には毎シーズンのように負傷を繰り返し、シーズン中も度々の怪我でベンチを外れることも多かった。一昨シーズンこそ安定して出場時間を確保したが、スタメンを掴みきれずに、レギュラー扱いを求めた元RBライプツィヒMFは、ヴェルダー・ブレーメンと契約を結んだ。
アンフィールドでの日々を振り返った同ミッドフィルダーは、チームを率いるユルゲン・クロップ監督の存在が助けになっていた過去を明かし、ドイツ人指揮官に対して感謝の気持ちを口にした。
「彼はとても良いコーチであり、本当に良い人物だ。僕がケガをしたときは、いつでも面倒を見てくれた。 “君は強い、決してあきらめるな!” と言い続けてくれた。それが僕を助けになったんだ。」
「リバプールでは怪我のせいでうまくいかなかったけど、彼にはとても感謝しているよ。」
SportBILD
ブンデスリーガではヨーロッパでも屈指のミッドフィルダーとして評価を高め、ドイツの地では良い思い出がある。心機一転、良いイメージのあるリーグに戻ることは選手にとって自然なことで、キャリアを再浮上させるキッカケを掴めるかもしれない。
リバプールでは苦い思い出が多いであろうギニア代表MFは、ブレーメンではRBライプツィヒ時代を思い起こさせるようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか…?