スティーブン・ジェラード監督に請われる形で、アル・イテファク移籍が “ほぼ” 確定しているリバプールMFジョーダン・ヘンダーソン。2011年に加入し、ユルゲン・クロップ監督政権下ではキャプテンとして、チームを引っ張り続けた。
12年間のアンフィールドでの生活に終止符を打つ元サンダーランドMFは、リバプールでの日々を昨日のことのように覚えていると語り、自身のSNSで独自に作成した動画に載せて、クラブやサポーターへの感謝を口にした。
「今の気持ちを表現する言葉が見つからない。」
「最後のドレッシングルームにいるから、想像できるようにとても感慨深い。でも、この12年間が僕や家族にとってどんな意味があったのか、なんとか説明しなければならない。」
「2011年にサンダーランドから移籍することが現実味を帯びてきて、興奮しながらもナーバスになっていたことを今でもはっきりと覚えている。」
「正直言って、故郷のクラブを離れるのは辛かったけど、リバプールが誘ってきたら、ノーとは言えないよ。」
「あの古いメルウッドの門をくぐってドライブしたこと、胃がキリキリしたこと、サー・ケニー・ダルグリッシュに会って少し恥ずかしかったこと、すべてが昨日のことのように思える。今、映像を見返すと、僕はまだ子供だった。」
「あの夜、その後に続く12年間を誰が想像しただろう。正直言って、つらい時期もあった。でも、リバプールで自分のキャリアを振り返った時、思い出すのはいつも良い時ばかりだ。」
「その良い時間とは…何から話せばいいんだ?リバプール・フットボール・クラブのキャプテンになったことは、私の人生で最高の栄誉のひとつだ。」
「腕章を渡されたその日から、僕はリバプールのキャプテンとしてあるべき振る舞いをするために全力を尽くした。しかし、リバプールでの最大の栄誉は個人的なものではなく、グループとしてのものだった。」
「僕たち、君たち、全員一緒。マドリードで始まった、最も完璧な夜、おそらく最も好きな夜。感動しないわけがない。」
「でも、家に帰ると、その経験には言葉がなかった。木々の中、窓の中、屋根の上、車の上、街灯の上、足場までね。」
「一度だけでなく、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で敗れた後でも、再びあのような歓迎をしてくれたことに心から感謝している。それがクラブとサポーターのすべてを物語っている。」
「世界最高であることは間違いないし、疑う余地もない。」
「それから19回目の国内リーグ優勝を手にし、その待ち時間を終わらせることがどんな意味を持つのか、選手としてわかっていた。リバプールを再びチャンピオンにすることが、どれほど重要なことかがね。」
「最も言いたいことは、 “ありがとう” ということかな。クラブの一員になることを許してくれてありがとう。良い時も悪い時も支えてくれてありがとう。犠牲と献身を払ってくれてありがとう。」