昨夏の移籍市場で鳴り物入りで、ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。最終的にはシーズンを通して42試合15ゴールを決め、二桁得点を記録。加入初年度はまずまずの結果だった。
と、言いたいところだが、ゴールキーパーとの1対1を決められないシーンも散見され、その半分でも決めていれば、もしかするとリバプールはプレミアリーグで4位に入っていたかもしれない。決定率の低さはメディアやサポーターからも批判され、順風満帆なシーズンとはならなかった。
今シーズンは開幕戦からベンチスタートが続く同選手だが、そんな最中に今年5月にウルグアイ代表指揮官に就任した名将マルセロ・ビエルサ監督と、ズーム越しに会話したことを明かし、プレーに対するアドバイスをもらっていたようだ。
「彼は僕がもっとうまくなれることがあると思っていて、修正してくれる。」
「たとえば、(相手)チーム全体が後方にいるような状況で、2人目のセントラル・ディフェンダーの前を走るな、その後ろを走れと言うようなプレーだね。」
「それで真ん中のディフェンダーはマークを失うんだ。」
「正直なところ、彼との話はとても良いものだった。」
「多くの人々からどんな人なのか聞いていたし、真面目でいい人だと思ったよ。」
「これから代表チームと共に新たなステージに立つが、ウルグアイのすべての人々に再びあの喜びを与えたい。すべてがうまくいくことを願っている。」
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プレミアリーグ第3節のニューカッスル戦では、先制点を奪われて、1人少ない状態にも関わらず、ウルグアイ代表ストライカーの2ゴールで勝ち点 “3” を手にした。セント・ジェームズ・パークでヒーローになり、2年目の覚醒が本格的に見えてきた。
依然としてポジション争いは熾烈で、レギュラーを掴める保証はない。ただし、ビッグクラブでは当たり前のことであり、ベンチから途中交代だとしても、今回の試合のように結果を残し続けるのが大切だ。
今季のダルウィン・ヌニェスはプレミアリーグだけで二桁得点を達成し、全大会を通じて、20得点以上を決めてくれると信じたい…