2010年にアヤックスユースに入団すると、各カテゴリーを駆け上がり、2019年にはトップチーム昇格を勝ち取った21歳MFライアン・フラーフェンベルフ。通算103試合12ゴール13アシストの見事な数字を残し、昨夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンにステップアップを遂げた。
ところが、ユリアン・ナーゲルスマン監督やトーマス・トゥヘル監督の戦術に合わず、信頼を得ることに失敗。最終的には33試合に出場したものの、その大半が途中投入で、プレー時間に不満を漏らしていた同選手は、プレースタイルがよりマッチするリバプール移籍を果たした。
ヨーロッパリーグではスタメンに名を連ねた若きミッドフィルダーに対して、クラブレベルで数々のタイトルを獲得してきた元オランダ代表MFクラレンス・セードルフが発言。能力を信じているとし、素晴らしいキャリアが待ち構えていると口にした。
「誰もがユニークな存在だ。ライアン(・フラーフェンベルフ)は早くからプレーし、アヤックスで私の最年少デビュー記録を塗り替えたが、それには大きな責任が伴う。」
「私は彼を信じているし、素晴らしいキャリアを築けると思っている。ただ、彼には彼の道を歩ませればいい。誰にでも運命はある。」
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移籍期限ギリギリでの加入ということもあり、まだチームとの連携は発展途上。しかし、LASK戦で見せたパフォーマンスは期待感を抱かせるには十分で、今後もアンフィールドでの好プレーが待ち焦がれる。