ミッドフィルダー陣の刷新に向けて、最後の総仕上げとしてリバプールが獲得に動いたのが、バイエルン・ミュンヘンで燻っていたオランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフ。この夏の移籍市場が開いたタイミングから関心が噂され続け、期限が迫る中、ドイツ王者が放出に応じた格好だ。
恵まれた長身と長い手足を武器に、21歳ながらも、アヤックス時代には103試合12ゴール13アシストを記録。オランダ国内でも将来を嘱望された逸材が、エールディヴィジ在籍時からその能力を高く評価しているユルゲン・クロップ監督のもとでさらなる高みを目指す。
アンフィールドでの生活も早いもので約1ヶ月。改めてリバプールの生活を振り返り、チームの助けによって、ここまで全てがうまく進んでいると語った。また、監督やコーチからも多くを学んでいるとも明かした。
「すべてが順調に進んでいる。ここに来ることができて本当にうれしいし、もう1カ月が経とうとしている。ここにいられてとても幸せなんだ。」
「正直に言うと、チームはとても仲が良く、僕を温かく迎えてくれる。何か必要なことがあれば、彼らに聞けば助けてくれるよ。」
「もちろん、監督からシステムや僕に求めていることを少しずつ学ばなければならないが、自分がプレーした試合を見ると、うまくいっていると思うし、その上で成長できると思う。」
「コーチ陣とは、カウンタープレスについて一緒に取り組んでいる。」
「カウンタープレスは、監督が僕の内面、僕の頭の中に(直接)入れることを望んでいるものだと思う。だから、カウンタープレスが(最も重要な)ことなんだ。」
「(ペピン・)リンダースは試合前やハーフタイムにも、僕にたくさん説明してくれる。彼はオランダ語も話せるから、うまく説明できるんだ。」
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