センターバックに加えて、フォワード陣の強化を狙うリバプール。今夏の移籍市場に向けて、様々なアタッカーをリストアップし、それぞれのパフォーマンスをスカウティングする一方で、契約状況など問い合わせを実施している。
ターゲットのひとりとして挙げられているのが、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズだ。今シーズン、通算37試合8ゴール19アシストを奪い、EURO2024にも選出される若き逸材。
ただし、報道とは異なり、リバプールが獲得に乗り出すことはなさそうだ。海外メディア『The Athletic』は、同選手は候補者の中に含まれておらず、左ウィンガーの確保は視野に入れていないと伝えている。
「(リバプールは)攻撃陣の選択肢を増やすためにワイドアタッカーの加入にも興味を持っているが、アスレティック・ビルバオのニコ・ウィリアムズは対象外だ。」
「左サイドでは、ルイス・ディアス、コーディ・ガクポ、ディオゴ・ジョッタが控えている。リバプールはバルセロナからの関心にもかかわらず、ディアスとともに新シーズンの計画を立てている。」
最優先はエジプト代表FWモハメド・サラーに代わる右ウィンガーの獲得と見られる。サウジアラビアからも熱視線が向けられるベテランストライカーは、契約期間も2025年6月までと迫っており、来年にはフリートランスファーでアンフィールドを離れる可能性も否定できない。
ラストシーズンになるかもしれないところに、代役になり得る選手を加え、1年間イングランドやリバプールに馴染ませるのは理想的な補強プランだ。
はたして、リバプールはどのアタッカーに白羽の矢を立てるのだろうか…?