ユルゲン・クロップがアンフィールドを後にし、フェイエノールトを率いていたオランダ人指揮官、アルネ・スロット新監督が誕生したリバプール。新たな時代の幕開けとなりつつも、同監督の手腕が試される。
アリソン・ベッカーの控えGKクィービーン・ケレハーは、プレシーズン初日からトレーニングに参加。コーチ陣も複数名入れ替わっており、多少なりともこれまでとは異なる練習メニューが実施されているはずで、ドイツ人指揮官のもとでチャンスを得れなかった選手にもプレー機会が巡ってくるかもしれない。
アイルランド代表GKは、ここまでのトレーニングに手応えを感じており、45歳の指揮官のコミュニケーション能力の高さを明かした。また、練習の日々も楽しく過ごせているとも口にした。
「本当にいい感じだし、本当に楽しいよ。」
「もちろん、最初の数日はテストとかで、それから本格的なトレーニングに入ったけど、本当にいいものだった。」
「（スロットは）これまでのところ素晴らしい。彼が僕らに求めていることはとても細かく、受け止めなければならないことはたくさんあるけれど、彼のメッセージはとてもよく伝わってくるし、理解しやすいので助かる。セッションは濃密で、僕らの背中を押してくれる。」
「今までのところ、本当に楽しかったと言わざるを得ないよ。」
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16歳でリバプール加入してから、アンフィールドでの日々は約10年になる。25歳になったいま、ブラジル代表GKの厚い壁に阻まれて、決して満足のいくプレー時間を手にしているわけではない。
この夏には移籍の噂も取り沙汰される中、3番手GKアドリアンがすでにチームを去っている関係で、同時期に2名もゴールキーパーを失いたくはない。
9年間の在籍に終止符を打つ可能性も否定できない中、同選手は16歳からのアカデミーやトップチームでの生活に触れ、1分1秒を楽しんでいると語った。
「16歳でこっちに来てから、もうずいぶん経つ。時が経つのは早いけど、ここでの1分1秒を楽しんできたよ。」
「この先も上を目指して進んでいきたい。本当に楽しかったし、さらに前進していきたいんだ。」
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