昨シーズンは浮き沈みの激しいシーズンを送ったリバプールMFファビオ・カルヴァーリョ。前半戦はRBライプツィヒにレンタル移籍するも、途中出場が多く、プレー時間を確保できずに終わった。ブンデスリーガでの日々は半年間で打ち切り、シーズン後半戦はハル・シティに加入。
チャンピオンシップでは20試合と少ない出場数にも関わらず、9ゴール2アシストと大暴れ。冷遇されていたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任したことで新しいスタートを切った。
フォーメーションも様々な形を試すオランダ人指揮官だが、左ウイングだけじゃなく、より真ん中でのプレーをする可能性もある。今季はアンフィールドでの活躍が期待されるが、ポルトガル出身MFもそれを目標にしていると明かした。
「ここに残ることが目標なんだ。」
「僕はここにいる時間を楽しんでいるし、新しいことをたくさん学んでいる。」
「いくつかの方針は変わらないが、監督はこれまでとは少し違うタイプのサッカーをすることを望んでいる。」
「毎日、彼の言うことを取り入れながら適応している。楽しみながらもハードワークしているよ。」
フラム時代には逸材のひとりとして注目されたものの、ここ2年間は伸び悩む若きアタッカーは、スロット監督とともに新たなリバプールで結果を残せるだろうか…？