リバプール加入1年目には、42試合で15ゴール4アシストを決め、2年目となった昨シーズンは54試合18ゴール13アシストとプレーを改善させてきたウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス。センターフォワードとしても成長を遂げ、チームに欠かせない存在になりつつある。
とはいえ、ゴール前での決定率は依然として課題だ。ゴールキーパーとの1対1にはめっぽう弱く、セーブされてしまうシーンやキーパーに当ててしまう場面も多い。ウルグアイ代表では29試合13ゴールと2試合に1点の間隔で得点を奪っており、アンフィールドでもより高い得点力が期待される。
同選手を獲得したユルゲン・クロップ監督が退任し、アルネ・スロット監督が新たに就任。現時点ではポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが序列で上回っているが、オランダ人指揮官は25歳のストライカーに信頼を寄せている。
リバプール3年目でさらなる成長が期待される元ベンフィカFWだが、若かり頃の自分に対して伝えたいことと質問されると、勉強を始めること、栄養管理を行うこと、試合に向けてコンディションを整えることなど、サッカーに全力を注ぐ大切さを伝えたいと明かした。
「正直に言うと、勉強を始めるように自分に言い聞かせる。」
「そして、栄養管理にも気を配り、試合前には自分の体調を整え、外出のことは考えないようにすること。」
「その年代は友達と遊びに行きたがるものだけど、そんな時こそ気を引き締め、いいプレーをして、試合当日にすべてを見せられるようにするんだ。」
「これが僕のアドバイスで、僕の生き方だ。その年齢では、自分の面倒をよく見ることが重要だ。」