ユルゲン・クロップ監督の後を引き継ぎ、リバプールの指揮官に就任したアルネ・スロット監督。フェイエノールトなどオランダでこそ結果を出した46歳の指導者だが、リーグのレベルが段違いとなるプレミアリーグでの初挑戦に果敢に挑んでいる。
序盤戦であるが、開幕戦から好調を継続しているリバプールにおいて、昨シーズンから最も印象が変わったのは、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。新監督によって、”No.6” ポジションにコンバートされ、その才能を開花させた。
アレクシス・マック・アリスターとともに、中盤の底でトップレベルのパフォーマンスを披露しており、昨日のウルブス戦でもプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。スロット監督は22歳MFの活躍ぶりに言及すると、エールディヴィジ時代からオフ・ザ・ボールで成長していることに驚きを明かした。
「彼はボールを持つことにとても慣れているし、(アレクシス・)マック・アリスターもいる。ポゼッションをベースにしたプレースタイルを望むなら、それはチームの力になってくれる。」
「ボールを持っていたいし、できるだけ長くボールをキープしたい。ホールディング・ミッドフィルダーのポジションに、ボールを持つのが得意で、走ることもできる選手が2人いれば、常に助けになるよ。」
「正直言って、彼のことはオランダリーグ時代から知っていたので、少し驚いたが、バイエルン・ミュンヘンとユルゲン(・クロップ)は、彼をボールなしでもプレーできるようにするために、本当にいい仕事をしたと思う。それが今、私たちが恩恵を受けていることなんだ。」
Sky Sports