昨シーズン前のプレシーズンで印象的なパフォーマンスを披露したイングランドU-21代表DFジャレル・クアンサーは、ユルゲン・クロップ監督の最後のシーズンに34試合でピッチに立ち、飛躍のシーズンを送った。
アルネ・スロット体制でも信頼を勝ち取っており、プレミアリーグ開幕戦ではスタメン出場。ただし、デュエルでの勝率を問題視したオランダ人指揮官によってハーフタイムで交代させられると、それ以降はフランス代表DFイブラヒマ・コナテに先発の座を譲っている。
長くタフなシーズンにおいて、カップ戦を中心にチャンスが巡ってくる。その時々で指揮官を納得させるプレーぶりを見せ付けられるかが鍵となるが、リバプールは若手センターバックとの新契約締結を準備しており、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、合意に近づているようだ。
「リバプールはジャレル・クアンサーとの契約延長の合意に近づいている。昇給を伴う新契約の準備も整っている。」
「クアンサーはすでに残留を承諾している。」
🚨🔴 Liverpool are closing in on the agreement to extend Jarrel Quansah contract, new deal with pay rise ready.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) October 6, 2024
Quansah has already accepted to stay. pic.twitter.com/qooZp2KLqA
20代前半とは思えないほどの落ち着きで、安定感のあるプレーぶりで最終ラインを支える。現代的なセンターバックに必要なパスやロングフィードも兼ね備えており、トレント・アレクサンダー=アーノルドやカーティス・ジョーンズに続く、アカデミー出身選手として期待が高い。
フィルジル・ファンダイクに代わるディフェンスのリーダーへの進化も期待される若きセンターバックは、このまま順調に新たな契約を締結するに至るのだろうか…?