リバプールの絶対的な守護神、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの影に隠れつつも、プレミアリーグのクラブでレギュラーになれるほどの実力を有するアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーは、今季も正守護神の負傷で多くのゲームタイムを得そうだ。
2026年6月まで契約を結ぶ25歳GKは、昨季26試合でゴールマウスを守り、国内リーグ3位フィニッシュに加えて、カラバオカップ制覇に大きく貢献した。今季も2番手の座を任される同選手だが、この夏にも移籍する可能性が報じられてきた。
ノッティンガム・フォレストが執拗に狙う一方で、イングランドのクラブが獲得に動き出すと思われたが、結果的にはアンフィールドに残留。アイルランド代表GKは次のステップに進みたい思いを告白しつつも、試合数が多いリバプールだからこそ出番を得られると語り、ピッチに立ったときには全力を尽くす気持ちを明かした。
「リバプールのようなクラブに残るのは、決して最悪なことではない。」
「多くのコンペティションに参加しているから、出場機会もある。プレーする試合はたくさんある。これで終わりじゃないんだ。」
「昨夏の時点で、ここであろうと他の場所であろうと、トップチームでプレーしたいという気持ちははっきりしていた。No.1になりたかったんだ。」
「それが僕の思考プロセスだった。でも、僕は当然サッカー選手だし、どの選手もそうであるように、プレーしたいんだ。」
「ベンチに座っているのが楽しいわけでも、幸せなわけでもない。」
「アカデミーから上がってきたとき、2番手を任されたときは、嬉しかったし、進歩だと思った。しばらくすると、何シーズンか同じようなことをやっていると、どんどん前に進みたくなるし、次のレベルに行きたくなる。」
「僕も多くの試合に出場し、自分のレベルを示すことができた。僕にとっての次のステップは、毎週プレーすることなんだ。」
「興味はあった。リバプールのようなクラブでプレーする以上、それは普通のことだし、昨シーズンは長い間ゴールでプレーしたし、自分でもよくやったと思っている。」
「リバプールのようなクラブでプレーしていれば、他のチームも興味を持ってくれるものだ。」
The Telegraph