ユルゲン・クロップ政権において、リバプールが2度チャンピオンズリーグ決勝に進出した。レアル・マドリードとのファイナルは、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの柔道で負傷退場したエジプト代表FWモハメド・サラーの影響は大きく、さらにロリス・カリウスのミスも重なり、栄冠を得られなかった。
リベンジすべく、臨んだトッテナム・ホットスパーとの決勝戦。リバプールは試合開始早々、ハンドボールからPKを得た。キッカーはサラー。フランス代表GKウーゴ・ロリスとの対決にも落ち着いてゴールを決めて、大舞台で先制に成功。
試合の後半には追加点を奪ったリバプールは、イスタンブールの奇跡以来、6度目のビッグイヤーを掲げた。この試合の先制点の場面を振り返ったエジプシャン・キングは、直前に気が変わって、トレーニングしていたコースとは逆の方向に蹴る決断をしたと告白した。
「向かっていく途中に、ボールを置く場所を思い切って変えてみたんだ。」
「1週間ずっと逆側の練習をしていた。それで、そのまま走ったんだけど、気持ちが変わってしまったんだ。」
「そのあとは本当に嫌な気分になった。今でも見るたびに、”どうして気が変わったんだろう” って思う。だって、決断を下すときに、すごく上手く練習できたはずのにミスしてしまうことがある。でも、僕はすべてやったのなら運が悪かった、と落ち込まないんだ。」
「でも、チャンピオンズリーグの決勝で気持ちを切り替えると、正直言って、プレッシャーが大きすぎた。 ただ、落ち着いてシュートを打つことができたよ!」
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