ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタは毎シーズンのように負傷で離脱する期間があり、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは最終ラインの裏抜けには強みを持つが、ウィンガー陣を活かしつつ、ゴールに迫るプレースタイルには苦戦気味だ。
最近では本職が左ウィンガーのコロンビア代表FWルイス・ディアスがセンターフォワードを務める試合も増えつつある。モハメド・サラーの年齢も相まって、アタッカー陣の世代交代に向けた動きを加速するリバプールは、ブライトンFWジョアン・ペドロにも関心を示しているとの報道が出回った。
海外メディア『Football Insider』によれば、イングランド南部のクラブはワトフォードから獲得するときに支払った3000万ポンドの2倍となる6000万ポンド以上を要求する見込みだが、選手自身はプレミアリーグでのステップアップに前向きなようだ。
2023年の夏、活躍の場所をアメックス・スタジアムに移すと、加入初年度には40試合で20ゴールを挙げた。2023年11月にはブラジル代表デビューも飾り、順風満帆のスタートを切った。今季もチームの中心的な選手として、11試合で4ゴール3アシストを記録している。
センターフォワードやセカンドストライカーなど前線であれば様々なポジションで柔軟に対応できるアタッカー。攻撃的ミッドフィルダーなど中盤でもプレー経験を持っており、アルネ・スロット監督にとっても高いユーティリティ性はメリットになり得る。
ヨーロッパリーグでも経験を積んでおり、ステップアップに向けたキャリアを歩んでいる。年齢もまだ23歳と若く、新たな時代のリバプールにおいて、攻撃を牽引するひとりになる可能性もある。
はたして、レッズは同じくプレミアリーグからブラジル人フォワードを引き抜くのだろうか…?
