ASローマからリバプールに移籍して以来、毎シーズンのように数多くのゴールを決めてきたエジプト代表FWモハメド・サラー。近年はアシストにも磨きがかかっており、今シーズンはとくに絶好調を維持している。
今年6月には33歳になり、キャリアも終盤に近づいているが、日々トレーニングに取り組み、年齢を感じさせないプレーぶりを披露し続ける。プレミアリーグの歴代得点記録でも、元アーセナルFWティエリ・アンリを抜き去り、元チェルシーMFフランク・ランパードも射程圏内に捉えた。
毎年ゴールを決め続けるエジプシャン・キングだが、それを達成することは決して簡単ではないと語り、これまでの数字を誇りに思っていると口にした。
「これは信じられないことだし、とても誇りに思う。そのために懸命に働いたんだ。」
「それに、ウイングでありながら、試合を左右するゴールを決めるというのは、とても難しいことだし、将来それを見た人たちは、もっとそれを評価するだろうね。」
「毎日、毎年やっていると、みんなはそれが難しいことではないと思ってしまうんだ。」
「なぜなら、8年連続で20ゴールや30ゴールを決めるウィンガーを見つけるのはとても難しいからね。でも、僕はそれを誇りに思うよ。」
Liverpool’s official matchday programme
世界を見渡しても、これほどの選手はほとんどいない。リバプールは後継者探しにも力を入れているものの、ここまでの選手になれるだけのポテンシャルを探し出すのは困難なタスクだ。
はたして、アンフィールドのみならず、サッカー界に名を刻んだベテランウィンガーは、今後どれだけ自身のゴール数やアシスト数を伸ばしていくのだろうか…?