アンフィールドで数々のゴールを奪い、現役ながらもリバプールのレジェンド入りを果たすエジプト代表FWモハメド・サラー。所属クラブへの愛着を語りつつも、クラブ側との話し合いが平行線のまま続き、2月に入っても結論が出ていない。
自身もレスター・シティやトッテナム・ホットスパーで多くのゴールを挙げた元イングランド代表FWガリー・リネカーは、エジプシャン・キングとの会話内容を明かし、去就についてブラックジョークで答えたと吐露した。
「素敵な人物だよ。アルネ・スロットを訪ねたとき、彼と10分ほど過ごしたよ。」
「彼の将来については聞いていないよ。ただ面白かったんだ。彼は私に “何歳で辞めたんだ?” と聞かれたから、 イングランドのサッカーは32歳で終わったよ。それから日本で2、3年プレーしたんだ。” と答えたんだ。」
「すると彼は、 “あぁ、お金のために行ったんだね。” って言うから、”まあ、そうだね” って答えたんだ。そして、彼は “僕もそうするかもしれない。” と言ったんだ。その場にいた記者にウインクしたから、ただのジョークだよ。でも、彼にはほほえましいユーモアのセンスがあるんだ。」
当時のJリーグはお金が集まるリーグであったが、いまはその最前線はサウジアラビアに移った。少し前の中国リーグとは異なり、半年間でヨーロッパに戻る選手もいるにはいるが、少ない印象も強く、ここ1年間は20代の選手も中東行きを選んでおり、着実にレベルアップしている。
クリスティアーノ・ロナウドにも並ぶほどの報酬を準備し、サラーの上陸を待つサウジ・プロフェッショナルリーグだが、どのような結末を迎えるのだろうか…?