ユルゲン・クロップ監督からアルネ・スロット監督に変わったことで、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスはプレー時間が減少している。ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスが起用されることも多く、実力を証明する時間は少ない。
貴重なゴールを奪うときもあるものの、前線に張ることも多いウルグアイ人ストライカーは、決して器用なタイプではなく、ポジションを柔軟に動き回ったり、ウィンガーや攻撃的ミッドフィルダーとの連携から局面を打開するシーンは多いとは言い難い。
この冬の移籍マーケットにおいて、サウジアラビアからオファーが届いた同選手だが、リバプールは短い期間で代役を得るのが難しいことから拒否。ただし、報道では放出にも前向きとも言われており、この夏に向けて、アンフィールド退団が濃厚になっている。
サウジアラビア以外にも、アトレティコ・マドリードやACミランなど移籍先には事欠かない25歳のアタッカーと仲が良いと主張するアルゼンチン人のスポーツコメンテーター、バンビーノ・ポンズ氏は、会話の内容をかいつまんで話し、出番の少なさには落胆していると明かした。
「ダルウィンと話していたんだ。詳細は明かさないが、(ユルゲン・)クロップはいつも彼を起用し、(アルネ・スロットは)起用しない。彼はオファーに事欠かないし、プレーしたがっているのに、それを得られていないんだ。」
「ダルウィンとは親しい関係にある。彼ほどの価値のある選手が、いつも応えてくれるなんて普通ありえない。彼には今年3つのタイトルが残っており、もしかしたらそれでバランスが取れるかもしれないが、もっと出場時間を増やしたがっている。」
Carve Deporte
気持ちのこもったプレースタイルや懸命な守備はサポーターの人気を集めるものの、ストライカーとしての決定率には疑問符が残る。チャンスは少なくないが、ゴールキーパーに当ててしまったり、ゴールから外れるシュートを放つこともしばしば。
また、オランダ人指揮官の好むサッカーを体現するには、もっと得点力があり、周囲との連携プレーにも優れるフォワードが好ましい。ニューカッスル・ユナイテッドFWアレクサンデル・イサクらの名前が持ち上がっている。
はたして、ウルグアイ代表ストライカーはリバプールを去り、代わりにトップレベルでスロット・サッカーに合う選手をチームに迎え入れるのだろうか…?