ブラジル代表やローマ、リバプールで長年に渡って、トップレベルのパフォーマンスを披露し、数々の名セーブを成し遂げてきた32歳GKアリソン・ベッカー。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなども制覇し、世界でもトップ5に入るゴールキーパーだ。
アンフィールドではブラジル代表のレジェンドで、同国代表のコーチも務めるクラウディオ・タファレルは、兼務でリバプールでもゴールキーパーのコーチを任されている。アリソン含めて結束力の高いGK陣において、クィービーン・ケレハーら控えGKもピッチに出れば、活躍を見せている。
30代を迎え、ベテランの域に差し掛かったブラジル人GKは、タファレルの存在意義について語り、技術面で自身のパフォーマンスを高めるために欠かせなかったし、イングランドでともに仕事をできていることに幸せを感じているようだ。
「タファレルがリバプールに来てから、僕は高いレベルを維持できるようになった。チャンピオンリーグで優勝し、プレミアリーグのチャンピオンを倒し、ワールドカップで優勝するという目標があったけれど、自分の中では、もっと上達できると思っていたんだ。」
「だから、タファレルとは代表チームで一緒に仕事をしたし、技術的にもとても助けられた。彼が毎日ここで仕事をしてくれるのは、僕にとってとても良いことだと思った。この3〜4年しかリバプールで一緒にいなかったけど、僕に多くのことをもたらしてくれたよ。」
「重要な代表チームの時間もあるし、大切な人だけど、(サッカーの)内でも外でも話をするんだ。」
TNT Sports