エジプト代表FWモハメド・サラーとリバプールとの新契約交渉が停滞し、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスやコロンビア代表FWルイス・ディアスらには移籍の噂が飛び交う中、新たなアタッカーに目を向けている。
エジプシャン・キングの直接的な後継者のみらず、センターフォワードや左ウィンガーらをリストアップしている。プレミアリーグだけではなく、ラ・リーガやブンデスリーガ、セリエAなど、その対象は広範囲に広がっている。
海外メディア『CaughtOffside』によれば、マージーサイドのクラブはアイントラハト・フランクフルトで活躍する23歳FWアンスガー・クナウフに関心を示しており、前線のオプションの刷新を狙っているようだ。
ボルシア・ドルトムントでトップチームデビューを飾った元ドイツU-23代表ウィンガーだが、同クラブでは通算16試合の出場に留まった。その才能を開花させるに至らず、半年間のレンタル期間を経て、2023年7月にフランクフルトに加入。
今シーズンも国内リーグやヨーロッパリーグなどを通じて、”30” を超える試合で出番を得ている。3ゴール7アシストと数字自体は決して多くないものの、スピード感溢れるドリブル突破や前線への持ち運びでチームの攻撃にリズムをもたらす。
ヨーロッパリーグだけではなく、チャンピオンズリーグでも6試合の経験を持っており、ハイレベルでの試合も経験している。ドイツU-21代表では22試合で3ゴールを挙げた。フル代表デビューはまだ先になるかもしれないが、着実に成長を遂げている。
サラーやヌニェス、ディアスのみならず、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザにもわずか1年での母国復帰も取り沙汰されている。ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタにもアンフィールド退団を報じるメディアも増えており、来シーズンに向けた大幅な戦力補強がなされる可能性も否定できない。
ガーナにもルーツを持つ23歳のウィンガーは来季、プレミアリーグの舞台に歩みを進めるのだろうか…?