多額の負債を抱えるフランスのクラブ、オリンピック・リヨンは財政難に陥っている。負債総額は増え続けており、財政の正常化がなされなければ強制的にリーグ・ドゥ降格を言い渡される可能性があり、上位争いから一転リーグ・アンを離れなければならないかもしれない。
世界各国のクラブにとっては、良質な選手を割安の金額で手にいれるチャンス。チームの主力を務め、フランス代表の未来のエース候補ラヤン・シェルキを始め、この夏の移籍市場を前に人員整理が余儀なくされる見通しだ。
アレクサンドル・ラカゼットやニコラス・タグリアフィコ、ネマニャ・マティッチら過去には第一線で活躍していたベテラン選手も在籍する一方で、同クラブの超新星FWマリック・フォファナにはプレミアリーグから熱視線が送られている。
海外メディア『CaughtOffside』によると、リバプールとアーセナルの両クラブが、19歳のベルギー代表ウィンガーを巡って獲得レースを展開する可能性があるようだ。なお、選手自身は移籍に前向きで、5000万ユーロ前後の移籍金が要求されるとも報じた。
さらに、アストン・ビラやニューカッスル・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、ユベントスなどのクラブも関心を示しているものの、現時点では彼の将来についてはまだ何も決まっていないそうだ。
左ウイングを主戦場に、右ウィンガーとしてもプレー可能なベルギー人アタッカーは、小柄な体躯を活かした小刻みの良いドリブルに加えて、高い俊敏性を兼ね備える。両方を駆使してプレスに来るディフェンダーを交わし、ボールを前に運ぶ。
今シーズンはすでに30試合以上に出場しているが、必ずしもスタメン出場ではなく、先発での出番は半々くらい。絶対的なスターターになりきれていないが、そのポテンシャルは高く評価されており、上位を狙うクラブが狙うのも納得。
しかし、アンフィールドでレギュラー争いに加われるかは未知数。というよりも、すぐにトップチームで活躍する姿を見通すのは難しいのは事実。
リバプールが同選手獲得に全力を傾ける未来は想像しにくいが、リヨンの財政状況を踏まえて、どのような夏が訪れるのか…?