昨シーズン後半戦をASローマで過ごし、今シーズンからボーンマスでプレーする19歳DFディーン・ハイセンは、初めてのプレミアリーグにも関わらず抜群のパフォーマンスを披露し続けており、直近ではスペインのフル代表デビューを飾った。
いまやレアル・マドリードやリバプールら名門クラブが関心を示すオランダ出身DFは、ディフェンダーとして適切なポジショニングや的確なタイミングでのボール奪取で相手の攻撃を止めつつも、正確なフィードやパスで攻撃の起点にもなってきた。
年齢的にまだ数多くのアタッカーと対戦してきたわけではないが、ローマやボーンマスでは格上相手にも出番を得ており、名だたるプレーターと対峙してきた。同選手はこれまでのキャリアで最もタフだった選手に、リバプールFWモハメド・サラーの名前を挙げた。
「サラーには何かを生み出す能力があるけど、アシストやゴールを決めるために常に適切な場所にいる能力もあるんだ。」
「僕らとの対戦でも、彼はどこからともなく2ゴールを決めた。ドリブルでコーナー上部にシュートを決めたんだ。」
「それにPKもあったし、PKはやっぱり決めなきゃいけない。」
「でも2点目は、ドリブルでゴール上隅に決めたんだ。とても簡単そうにね。」
「たとえ彼が素晴らしいプレーを見せられなかったとしても、彼は貢献してくれる。彼はいつもそこにいる。」
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アンフィールドでは数々のゴールとアシストで攻撃を牽引。最強を誇ったサディオ・マネやロベルト・フィルミーノとのトリオが崩れてもなお、リバプールでエースの座を譲っていない。今シーズンは全盛期の輝きを取り戻し、右ウイングから何度も得点を奪ってきた。
世界でもトップクラスのウィンガーは、まだまだキャリアの浅いセンターバックにとっては脅威的に映ったようだ。
今季限りでボーンマスを去る可能性もあるスペイン代表のセンターバックは来季もプレミアリーグで戦い続けるのか、もしくはスペインに行き、また別の世界的なストライカーと対峙するのことになるのだろうか…?