10代の頃から強豪クラブの注目の的になっていたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。レベルの高い攻撃センスに加えて、ピッチを縦横無尽に走り抜く攻撃的ミッドフィルダーは、無回転のミドルシュートも兼ね備えている。
24歳の同選手は、2023年の夏にRBライプツィヒからリバプールに移籍。ユルゲン・クロップ政権において、シーズン前半戦に大活躍。疲れからか後半戦は失速したものの、期待度MAXなパフォーマンスで、アルネ・スロット新体制でも活躍が見込まれた。
インサイドハーフではなく、10番のポジションの役割が変わったこともあって、ライバルのハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズよりは数多くの試合に出場し、年齢が高くなってきたモハメド・サラーの守備負担の軽減にも大きく貢献している。
オランダ人指揮官のもとで好調を維持したリバプールは、アンフィールドにトッテナム・ホットスパー戦で快勝。2位アーセナルを引き剥がして、プレミアリーグ優勝を決めた同クラブ。昨シーズン以上に存在感を増したハンガリー人ミッドフィルダーは、プレミアリーグ制覇以外の2つの目標を口にした。
「いま? 僕の夢はチャンピオンズリーグで優勝すること。プレミアリーグで優勝してワールドカップに行くことだ。良い気分だけど、まだ達成できていないんだ。」
「リーグも違うし、プレーするチームも違うし、人々も違う。ライプツィヒで過ごした時間はどれも好きだった。」
「あそこでの2年間で、僕は2つのカップを獲得したし、退団した後、彼らは(ドイツ)スーパーカップも制覇した。でも、このリーグ、このチームのために、僕は早く成長しなければならなかったんだ。」
「僕はプレミアリーグで優勝したいチームに、そして実際に、可能な限りすべてを勝ち取りたいチームに来た。それが僕の狙いだ。僕は勝つためにここに来たんだ。」
「世界最高のクラブに来れば、もちろん常にスポットライトを浴びることになるけれど、それも仕事の一部だし、それに対応しなければならない。」
「僕はライプツィヒで本当に多くの良いコネクションを持っていたし、今でも彼らと話をしている。例えば、バルセロナにいるダニ・オルモやベンヤミン・ヒンリヒス、マンチェスター・シティにいるヨシュコ・グヴァルディオールなどだ。彼らとはまだ連絡を取り合っているよ。」
「新しいクラブに来るのは大変だ。誰も知らないからね。イブラヒマ(・コナテ)のことは知っていたけれど、ライプツィヒでは最初の半年間ケガをしていて一緒にプレーできなかった。でも、ドレッシングルームではお互いのことを知っていたよ。」
「仲間だと思われるまでには時間がかかるが、それは普通のことだ。プレシーズンは10日間一緒にいて、お互いを知り、すべてが早く進む。モハメド・サラーとは一番仲がいいと思うけど、僕は全員と仲がいい。トレント・アレクサンダー=アーノルドともいい感じだよ。」
Sky Sports
