過去2シーズンにわたって、ボーンマスで74試合に出場し、プレミアリーグでも有数の左サイドバックと呼ばれるまでに成長した21歳DFミロシュ・ケルケズ。以前から噂に挙がっていたリバプールへのステップアップも果たし、さらなる活躍が期待される。
アンフィールドでは年齢による衰えも指摘されるスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンに代わり、左サイドバックのレギュラーを任される想定のケルケズは、世界でも屈指のメガクラブで新たなキャリアをスタートされる。
ロバートソンに限らず、チームメイトには知名度の高いプレーヤーが揃い、成長するための環境は整っている。また、同じくハンガリー代表のドミニク・ソボスライがすでに在籍しているのは、大きなメリットだろう。
『Liverpoolfc.com』とのインタビューにおいて、3歳上の攻撃的ミッドフィルダーから移籍についてアドバイスがあったが尋ねられると、数日おきに会話していることを明かし、アンフィールドでは助けになってくれると語った。加えて、他のトッププレイヤーとのプレーにもワクワクを隠せないようだ。
ドミニク・ソボスライととても親しい友人でもあります。それは大きな役割を果たしますか？リバプールで経験することを助けてくれる、もう一人の兄のような存在？
「彼は本当に、本当に、本当に仲の良い親友で、もう2日か3日おきに話をしているよ。友達がいるのはいいことだし、自分にとって楽になるだけだよ。彼がすべてを案内してくれるから、彼がここにいるのは助けになるね。」
彼はリバプールについて経験したことや、この場所の印象について何か言っていましたか？
「ここに来れば、サッカーの頂点に立てる。食事やトレーニング、厨房からプロフェッショナルなもの、理学療法士に至るまで、クラブを取り巻く人々やすべての人を見て、まったく違うレベル、サッカー界の最高レベルを感じることになる。そして明らかに、僕は来るべきだと思った。だから今、僕はここにいるんだ。」
これほど早い時期に将来が決まるということは、プレシーズンの間、落ち着いてチームメートに慣れることができますね。
「良いことだよ。いつ始まるかは正確にはわからない。この後、故郷に帰って数日間を楽しみ、それから戻ってトレーニングキットを着てトレーニングを始め、シーズンに備えるのが本当に待ちきれないよ。
エキサイティングな数週間でした。そして、今日契約を結びました。フロリアン・ヴィルツやジェレミー・フリンポンもサインしまし リバプールの選手として、彼らとともにプレーできることに、どれほど興奮していますか？
「本当にエキサイティングだよ。トップ選手ばかりだし、彼らと一緒にピッチに入ってワンツーやコンビネーションを始めるのが待ちきれないよ。だから、プレシーズンが本当に楽しみだし、もちろん8月15日が本当に楽しみだよ。」
ベテランのプロ選手やトロフィー受賞者からも学ぶことができる。その点についてはどれくらい楽しみにしていますか？
「本当に楽しみだよ。兄弟と話したんだけど、僕個人としても、ロボはプレミアリーグでプレーした最高の左サイドバックだといつも言っているし、兄弟も同じ意見だった。だから、多くの経験を持ち、高いレベルで何年もプレーし、チャンピオンズリーグを制覇するなど、あらゆることを成し遂げてきた選手の隣にいられることは、僕にとって重要なことなんだ。さっきも言ったように、みんないい選手だし、僕がより高いポテンシャルを発揮できるように助けてくれる。とても楽しみだよ。」
年齢も21歳とまだまだ若く、長期間にわたってアンフィールドの左サイドに君臨する可能性もある。活躍次第では歴史のあるリバプールで名を残すこともできる。
新天地で達成したいことを質問されたハンガリー人の左サイドバックは、個人として最高の選手になることやたくさんのトロフィーを掲げることを挙げつつも、そのために全力で挑む覚悟を示した。
リバプールでの夢は？
「自分のポテンシャルを最大限に発揮して、最高の選手になること。そしてチームのトロフィー獲得に貢献すること。リーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝など、トロフィーを獲得することはみんなの夢だと思うし、このクラブはそのためにある。それが僕の夢だし、そのためにすべてを捧げるつもりだ。」
今これを読んでいるリバプールのファンにメッセージをお願いします。
「これから発表される前から、僕に大きな愛を注いでくれたみんなに感謝したい。これからも、いつも応援してくれているように、チームを応援してほしい。クラブでトロフィーを獲得するために、そしてアンフィールドで得点を決めるために、僕はすべてを捧げるつもりだ。その歓声を聞くのが待ちきれないよ。またすぐに会おう。」