新シーズンに向けてプレシーズンに取り組んでいるリバプール。例年では考えられないほどの大型補強を敢行したチームにおいて、フロリアン・ヴィルツやジェレミー・フリンポンらの活躍が目立つ中、若手のプレーぶりも際立っている。
18歳MFトレイ・ナイオニとともに、左ウイングで躍動するのが16歳FWリオ・ングモハだ。昨年よりも一回り身体が大きくなり、堂々たるパフォーマンスを見せている。香港でのACミラン戦では、セリエAでもトップレベルの相手に対して、自慢のドリブルで何度も抜いて見せた。
日本での横浜Fマリノス戦ではゴールを決めるなどさらに評価を高めた。今年8月で17歳になる若きウィンガーにとって今季はブレークスルーのシーズンになるかもしれない。
昨夏の移籍マーケットにチェルシーからアンフィールドに渡ったングモハは、ロンドンでの出来事を語り、トップチームに所属していた元イングランド代表FWラヒーム・スターリングが常に試合にいなければならないとアドバイスを受けたと明かした!
「僕に話してくれた選手のひとりがラヒーム・スターリングだ。」
「彼はトップレベルだ。ある時、彼は僕を呼び寄せて “ボールを失った時でも、絶対に試合から離れないように”と教えてくれた。」
「なぜなら、トップレベルでは全てが非常に速く進むので、自分の役割を果たすためには常に集中していなければならないからね。」
「その言葉で、僕も彼と同じことができると感じた。僕の得意なところを見抜いていると教えてくれて、ラヒームのような人からそう言われると、 “wow” って思ったんだ。」
Lovell Soccer’s Inside The Academy
