バイエル・レバークーゼン時代にはブンデスリーガで無敗優勝も経験したドイツ代表FWフロリアン・ヴィルツが、この夏新たなチャレンジに進んだ。バイエルン・ミュンヘン移籍が濃厚と見られていた中、リバプールを新天地として選んだ。
高額な移籍金もあり高い期待値とともにアンフィールドにやってきた22歳の攻撃的ミッドフィルダーだが、まだまだプレミアリーグに慣れている段階。ここまでコミュニティ・シールドでの1アシストのみと順調なスタートダッシュとは行かないが、ヴィルツは至って冷静を保っていると主張した。
「もちろん、ゴールを決めたり、得点に絡んだりしたいと思っているよ。でも、誰が何と言おうと、僕は落ち着いている。自分に何ができるか分かっているし、いつか必ずそれをピッチで証明できると分かっているからね。」
「だから、ただ冷静でいるだけだ。 “彼には時間が必要だ” なんて、いつも言われたくない。そうじゃなくて、ただ毎回以前よりも良いプレーをしようと努めているんだ。」
「うまく行かない時期というのは、時々あるものだ。僕のキャリアでは、これまであまり経験がないことだけどね。」
「これを乗り越えれば、すべてうまくいくはずだ。もしかしたら、これは厳しい状況かもしれない。なぜなら、僕は悪いプレーをしているわけじゃなく、まだ得点に絡むことができていないだけだからね。それはいつか必ず来る。そうすれば、すべてうまくいくさ。」
「正直なところ、もっと多くの結果を出したいと思っていることは、隠すことじゃない。でも、僕は忍耐強くいる。さっき言ったように、自分には良いフットボールができると十分に分かっているからね。遅かれ早かれ、状況は必ず元に戻ると確信しているよ。」
Sky Germany
ゴールこそ挙げていないが、試合後ごとに動きは良くなっている。ボールタッチはやはり世界レベルで、リーグとチームに馴染めば、レバークーゼン時代のパフォーマンスを取り戻しつつも、さらなる成長を遂げるはずだ。
はたして、若きドイツ代表MFはアンフィールドで、レジェンドの仲間入りを果たせるのだろうか…?
