ユルゲン・クロップ監督の第一次政権が終わりに近づき、まさに過渡期に突入しているリバプールは、平均年齢の高いミッドフィルダー陣の世代交代は避けられない優先課題であり、昨夏もフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ獲得に動いていたものの、失敗していた経緯がある。
この夏は背水の陣で中盤強化に取り組んでおり、プレミアリーグが終了してからの仕事は早かった。ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターとの個人合意を取りまとめ、契約解除金を支払うことでクラブ間合意も取り付け、リバプール加入が正式発表された。
チームを率いるユルゲン・クロップ監督も才能溢れる24歳ミッドフィルダー獲得には喜びの声をあげており、同選手の能力を改めて絶賛。トレーニンググラウンドでともに仕事をする日が待ちきれないようだ。
「我々は、非常に才能があり、非常に賢く、非常に技術的に優れた選手をチームに加えることができ、これはスーパーなニュースだね。」
「アレクシスの資質については、すでによく知られていて、サッカー界は私に多くを語ることを求めないと思うが、彼が中盤の多くのポジションでプレーできる選手であることは明らかで、オールラウンダーと言えるだろうね。冷静沈着で、適切なゲームインテリジェンスを備えている。」
「もちろん、彼は長い間、私たちが知っている選手であり、彼がプレミアリーグで活躍する選手から、母国のワールドカップ優勝に貢献する選手へと成長するのを見てきた。とても素晴らしい道のりだ。」
「ブライトンがやっていることに対する私の賞賛と尊敬はよく知られていて、アレクシスは、プレミアリーグで最もタフで最高のチームのひとつになるために、彼らが歩んできた歩みの一部を担ってきた。」
「次のステップで、我々と一緒になることを本当に嬉しく思っている。すでにトップクラスで経験豊富な選手でありながら、24歳という若さでまだまだこれからという選手と一緒に仕事ができるんだからね。」
「彼も我々と一緒に仕事ができることをとても喜んでいるし、すでに良いパートナーシップを結んでいる。しかし、彼にプレッシャーはない。まだ若いので、これからもっと良くなっていくのは確かだよ。」
「この移籍を実現させてくれたクラブのみんなに感謝しているし、みんなの気持ちを代弁すると、アレクシスと一緒に仕事を始めるのが待ちきれない。」
「彼がアンフィールドでファンの前でプレーできるようになるまでには、まだ少し時間がかかるだろうが、この現代社会において、彼が携帯電話を見てネット上のメッセージを見たとき、サポーターが彼をリバプールファミリーに迎え入れる様子をきっと目にするだろう。サポーターは彼をすぐに家にいるように感じさせてくれるだろう。それは間違いないよ。」
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