未来のリバプール主将…トレント・アレクサンダー=アーノルドがキャプテンデビュー!試合直後に語った『感謝の気持ち』

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Trent Alexander-Arnold, the captain キャリア

チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節ミッティラン戦。リバプールに生まれ、リバプールアカデミーで育ち、将来のリバプールを担うトレント・アレクサンダー=アーノルドが初めてキャプテンマークを巻いて、ピッチで躍動した。

グループステージ首位をすでに決めており、半ば消化試合となった最終試合。主力組の大半がベンチに座り、主将ジョーダン・ヘンダーソンもスタメンを外れた。副キャプテンのジェームズ・ミルナーも戦線を離脱しており、第3キャプテンのフィルジル・ファンダイクも長期離脱中。ユルゲン・クロップ監督は、未来のキャプテン候補筆頭トレント・アレクサンダー=アーノルドにキャプテンマークを託した。

試合自体は若手中心ということもあり、実力で劣るミッティランに攻め込まれるシーンも目立ったものの、モハメド・サラーが開始早々に決めたゴールでなんとか引き分けに持ち込んだ。試合終盤には南野拓実が決勝点を奪ったかに見えたが、その前に競り合ったサディオ・マネのハンドボールを取られ、幻のゴールとなった。

試合翌日には、待望のキャプテンデビューを果たしたトレントは自身のインスタグラムを更新し、“Dreams to reality” (夢が現実に)と喜びの投稿をしている。旧キャプテンのスティーブン・ジェラードや現キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンもコメントを寄せるなど、多くの人々が祝福。

レイトン・クラークソンやビリー・クメティオら期待の若手たちがチャンピオンズリーグデビューを果たす試合後のインタビューに答えたトレントは、興奮冷めやらない状態のまま、喜びを爆発させた。

「僕にとって、そして僕を支えてくれたみんなにとって、ほんとに誇らしい瞬間だった。今日の試合、キャプテンに任命してくれた監督やコーチ陣には感謝しかない。」

「個人的には、とっても誇れる夜になった。初めてキャプテンを務めたことを、今日の夜に思い返しているだろうね。長年の夢だったし、チャンピオンズリーグでのプレーはいつも特別だよ。」

「チームを率いたことはかけがえの無い経験。いつもとは異なって、新しい感覚だった。ほんとに特別だし、素晴らしい気持ちだったよ。」

「(主将になることを)ほとんど誰にも言わなかった。自分の胸だけにしまって、大ごとにはしたくなかったんだ。試合に集中することだけを心がけていた。とはいえ、僕の家族にとっては、ほんとに誇らしい日になったよ。」

このまま順調に行けば、数年後にはリバプール主将の座をヘンダーソンから受け継ぐトレント・アレクサンダー=アーノルド。右サイドバックとしては、すでに世界でもトップレベルに達しており、攻撃参加は相手チームに脅威を与え続ける。

守備面が課題に残っているが、あらゆるキックから繰り出される長短のパスやクロスは、ディフェンスでの軽さを帳消しにするほど。プレミアリーグに、チャンピオンズリーグと経験豊富すぎる弱冠22歳のイングランド代表は、末っ子の立場から脱却し、チームを引っ張る存在になれるのか…

守備能力の向上とともに、リーダーシップの成長にも目が離せない!

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