トレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドバックのレギュラーとして君臨し、最近はミッドフィルダーでも活躍しているが、イングランド代表サイドバックの負荷が増えている。今シーズンからは副キャプテンにも任命され、メンタル面でもチームを引っ張る役割が求められている。
昨シーズン、右サイドバックの控えを務めたジェームズ・ミルナーが退団。同じく、センターバックと兼用で起用されているジョー・ゴメスは、左サイドバックでもプレーを要求されており、そもそもバックラインの真ん中でも期待される。
20歳DFコナー・ブラッドリーがバックアップとしてトップチームに帯同。シーズン序盤こそ怪我でベンチ外が続いたが、途中出場から出番を得るなど、トレントを脅かす存在になることを期待されつつも、まだまだレベルの違いは大きい。
最終ラインの充実化を狙うリバプールは、バイエル・レバークーゼンDFジェレミー・フリンポンに関心を示している。アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも動向を追うオランダ代表ディフェンダーには、チャンピオンズリーグ出場権を手にした場合、アストン・ヴィラも獲得に乗り出すと、海外メディア『Football Insider』が報じている。
ウナイ・エメリ監督のもとで、今シーズンは優勝争いに食い込むアストン・ヴィラは、来季も同様の成績を残すため、また4位以内でフィニッシュできればチャンピオンズリーグに出場できるため、戦力の底上げに向けて、バイエル・レバークーゼンDFに熱視線を送っているようだ。
いずれにしても、今夏の移籍市場において、多くのクラブを巻き込んだ争奪戦が展開されることは避けられないが、ブンデスリーガからステップアップを遂げることになるのだろうか…?