過去数シーズンに渡って、リバプールの2番手GKを務めるアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの存在が大きすぎて、正守護神の座を奪えないまま、いまや25歳とキャリアも中盤になっている。
最近では移籍市場が開くたびに、様々なクラブからの関心が報じられてきた。昨夏にも、ブライトンやブレントフォードらプレミアリーグのクラブが獲得に乗り出すと噂が飛び交い、他にもセルティックなどスコットランドからも関心が届いている。
英『the Mirror』によれば、リバプールが同選手の売却を準備しており、移籍金として2000万ポンドを要求する一方で、サウンダーランドで活躍する23歳GKアンソニー・パターソンをその後任に据えようとしているようだ。
ニューカッスル出身GKは、サンダーランドの下部組織で成長すると、2021年にはトップチーム昇格。その後、約半年間のノッツ・カウンティでのレンタル期間を経て、今シーズンはチャンピオンシップで全試合においてスタメン出場を果たし、ゴールマウスを守っている。
2028年6月まで所属クラブと契約を結ぶ同GKだが、ホームグロウン枠も埋めることができ、他のポジションで外国人枠の余裕が生まれる。
ピッチ上での落ち着いた立ち振る舞いや相手の早いプレスにも耐えうる足元の技術は、アイルランド代表に軍配があがるが、はたしてリバプールは23歳GK獲得に動き出すのだろうか…?