昨シーズン限りでアンフィールドを離れた名将ユルゲン・クロップ監督に代わり、リバプールの指揮官に任命されたオランダ人のアルネ・スロット監督。AZアルクマールやフェイエノールトでの監督を歴任してきた45歳の新ヘッドコーチは世界でも有数のビッククラブで自分の力を試すことになった。
同郷のオランダ代表FWコーディ・ガクポは、スロット体制に変わったリバプールに好印象を抱いている。クロップ時代のプレースタイルを引き継ぎつつも、新たなスタイルを追加することでチームが前進できると、前向きな意見を口にした。
「クロップに比べると多くのことが変わったが、彼(スロット)は非常に良い印象を残している。必ずしも良くも悪くもないが、明らかに変わった。」
「昨シーズンはカウンターが多かったが、それはメリットでしかない。すぐに両方のシステムをマスターできるだろう。それが僕らを大きく前進させるんだ。」
「彼(スロット)はとても正直で率直で、選手にとってプラスになる。自分の立ち位置が常にわかるんだ。」
「準備期間中の試合はすぐにいいものになったし、イプスウィッチとの初戦にも勝った。すぐにクラブ内にプラスポイントが生まれた。この調子が続けば、素晴らしい1年になるだろう。」
Sport Nieuws
イプスウィッチ・タウンとの開幕戦こそスタメン出場を逃したが、昨季には53試合で16ゴール6アシストを決めた25歳の左ウィンガーにはさらなる活躍が期待される。今シーズンは左ウイングでの出場が増える見込みで、慣れ親しんだポジションで16ゴールを超える得点数を奪う可能性も高い。
はたして、スロット監督はアンフィールドで成功を収め、クロップ監督に並ぶ名将に上り詰めることができるのだろうか…?