10代ながらもアヤックスで才能を見せ付けたオランダ人MFライアン・フラーフェンベルフは、103試合で12ゴール13アシストを記録。非凡なポテンシャルに対し、リバプールからの関心も報じられる中、バイエルン・ミュンヘン移籍を決断した。
しかし、ブンデスリーガではプレー時間の確保に苦しむ。34試合に出場したものの、大半が途中からの投入で、ピッチでの時間は決して多くなかった。ユルゲン・クロップ監督に請われる形で、わずか1年でドイツを後にした。
今シーズンからはアルネ・スロット監督の指導で、新たなポジションで覚醒を遂げている。その裏側には、バイエルンでうまくいかなかった経験が活きていると語りつつも、今は未来に向かって歩みを進めることができているようだ。
「バイエルン時代にはあまりプレーしなかったが、必ずトップに立てると思っていた。」
「あの時期があったからこそ、強くなれた。」
「精神的に追い詰められることもあったけど、そこから多くのことを学んだ。今でもその経験は役に立っている。」
「初めて大きな移籍をして、そこでも同じだろうと思ったら、全然違った。幸運なことに、僕はミュンヘンで両親と一緒に暮らしていた。たくさんの会話を交わし、彼らが僕を落ち着かせてくれた。」
「今でははもう過去のことにできている。リバプールでもう一度、先発として多くの時間をプレーできているのは素晴らしいことだよ。」
「もちろん幸せだよ。良い気分だよ。毎試合、自分のプレーをするだけさ。みんなが褒めてくれるのは嬉しいけど、僕は毎試合自分の力を出し切らないといけない。この調子でいけるといいね。」
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