モハメド・サラーの去就は依然として闇の中だ。リバプールとの話し合いが続いているものの、双方の合意に至っておらず、サウジアラビア方面からアル・ヒラルが莫大な給与をちらつかせ、中東行きを決断させようと画策している。
新契約を締結するしないに関わらず、今年6月には33歳を迎えるだけに20代中盤以下の後継者は必要不可欠。これまでも数々のストライカーやウィンガーらがメディアに登場してきたが、いずれも具体的な話には至らなかった。
その候補のひとりで、プレミアリーグでも実績十分なのが、ブレントフォードFWブライアン・ムベウモ。カウンター時のスピードや決定力は魅力的で、イヴァン・トニーやヨアネ・ウィサとのコンビネーションで、何度もゴールを奪ってきた。
英『Rousing The Kop』によると、25歳のフランス出身ウィンガーは、リバプールが関心を示すターゲットの中でも上位におり、この夏にも獲得に動き出す検討をしているようだ。なお、継続的に同選手の動向を追っているとも伝えている。
左利きのフィジカルも強い。チャンスメイクもフィニッシュにも優れ、プレースタイルもエジプシャン・キングに通ずるものを持っている。ポゼッションサッカーの中でもどこまで通用するかは未知数だが、強豪クラブが関心を持つのは納得できる。
2025年の夏には、6年間のブレントフォード生活に終止符を打ち、ステップアップを視野に入れているとも言われ、その新天地がリバプールになるかもしれない。また、移籍金は5000万ポンドから6000万ポンドになる見通しのようだ。
アーセナルやニューカッスル・ユナイテッドも関心を示すカメルーン代表のウィンガーは来季、アンフィールドで躍動することになるのだろうか…?