アルネ・スロット監督の指揮においても、チームのレギュラーとして攻守両面で存在感を示し続けるハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。オフェンスでは攻撃のキッカケを作り、ディフェンス面ではピッチ全体をカバーしつつ、モハメド・サラーの守備負担を和らげている。
毎試合のように走り回っているだけに、体力の消耗は気がかり。それでも、ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズ、ディオゴ・ジョッタらが攻撃的ミッドフィルダーの役割をローテーションしており、シーズン終了まで激しいプレースタイルを継続して欲しいところ。
ただでさえ激しいプレミアリーグ。トップの選手が集うトップリーグだが、24歳のミッドフィルダーは適切なステップアップを遂げてきた。16歳でRBザルツブルクに移籍すると、その後はRBライプツィヒに移籍。そこでの活躍を認められて、2023年の夏にアンフィールドに辿り着いた。
これまでの移籍を振り返ったハンガリー人MFは、オーストリアやドイツ、イングランドでのプレーや生活面での苦しかったことを明かしつつも、プレミアリーグがどういうものかどうか理解し始めているとも口にした。
「それ(各国のプレースタイル)は違う。年齢的にも異なる。オーストリアにいたときはとても若かった。」
「16歳でオーストリアに移籍したんだ。そこでプレーしてヨーロッパリーグデビューもしたし、チャンピオンズリーグデビューもした。素晴らしい選手たちともプレーしたよ。」
「それからライプツィヒに移ったんだけど、これも僕にとっては大きな変化だった。ひとりきりで移ったから、知り合いもいなかったしね。」
「唯一救いは、当時すでにドイツ語を話していたことだけど、それでも、新しい国、新しいリーグ、難しいリーグだった。そしてイングランドに移った。でも、このときは2回目だったから楽だった。」
「どうなるかはわかっていた。引っ越しという意味では、一人になるし、家を探さなければならないし、落ち着くためのものも見つけなければならない。でも、プレミアリーグがどんなものなのか、世界有数のビッグクラブでプレーすることがどんなものなのかがわかったんだ。」
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