2023年の夏、RBライプツィヒからリバプールにステップアップを遂げたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ。アルネ・スロット監督が就任した新生リバプールでも中心人物であることに変わりなく、すでに30試合以上に出場を果たしている。
ユルゲン・クロップ政権ではインサイドハーフとしてプレーしていた同選手だが、オランダ人指揮官のもとでは攻撃的ミッドフィルダーの役割を担っている。試合終了まで走り切るスタミナを備え、攻撃にもリズムをつけ、強烈なミドルシュートで相手に脅威を与える。
中盤であることに変わりないが、少しポジションが変わった24歳のハンガリー人MFは、昨シーズンからの違いを明かし、今シーズンの方がオフェンスに重きが置かれていると語った。また、スロット監督がプレーに大きな影響を与えたとも吐露した。
「これまでとは違う。去年は8番としてプレーしていたし、オフェンスよりもディフェンスの部分が多かったと思う。」
「今年はディフェンスよりもオフェンスが少し多く、ディフェンスの部分の仕事は今でも続けている。」
「彼（スロット監督）は僕のプレーを大きく変えたし、僕は彼の下でかなり上達したと思う。なぜなら彼は、僕が改善すべきと考えたこともないような特定の点に突っ込んでくるからね。まだ改善できるのは確かだし、毎日取り組んでいるよ。」
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ハーヴェイ・エリオットやカーティス・ジョーンズらが控えているものの、同じようなプレースタイルを提供するのは難しい。同選手にかかる負担が増えている印象もあるが、それでも多くの試合で疲れ知らずのパフォーマンスを披露している。
シーズン後半戦にかけて疲れも目立つ機会が増える可能性もあるが、ソボスライはプレミアリーグとチャンピオンズリーグでトロフィーを掲げることであると、今季の目標を明かした。
「それだけでは決して十分ではない。いつだってもっと良くなれる。夢を持っていて、その夢が目標になる。」
「目標がだんだん近づいてきて、それがより現実的なものだとわかったら、それを手に入れようとする。僕の夢はビッグクラブのひとつでプレーすることで、リバプールはそのひとつだった。だから、僕はここにいるんだ。」
「僕の夢はプレミアリーグで優勝すること。僕らはいい方向に進んでいる。そしてチャンピオンズリーグで優勝すること。」
「僕は毎日が本当に楽しみで、それほど先を見るつもりはないんだ。足りないものが少ないとわかると、さらに多くを望み、さらに多くを成し遂げようとするんだ。」
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