今シーズン、レアル・ベティスのトップチームに昇格し、後半戦にかけてレギュラーの座を掴み始めている19歳FWヘスス・ロドリゲス。左右のウイングポジションでレベルの高いパフォーマンスを見せており、新進気鋭のアタッカーに踊り出た。
モハメド・サラーの後継者を探し続けるリバプールは、コロンビア代表FWルイス・ディアスにもバルセロナ移籍が噂されており、前線の入れ替えが行われる可能性がある。そして、マージーサイドのクラブは、ベティスの若き才能をリストアップしていると、スペイン紙『PTV Sevilla』が報じた。
切れ味の鋭いドリブル突破を武器に、ラ・リーガで評価を高め続けている。問題はコパ・デル・レイやカンファレンスリーグなどを含めても、トップチームでの経験は20試合に満たない。いますぐにアンフィールドに移るよりも、今後も注意深く成長を見守ることになるだろう。
セビージャ出身のウィンガーは、スペインU-19代表でも4試合でピッチに立ってきており、アンダーカテゴリーでは実力は証明済み。
スペイン紙『Fichajes』によると、レアル・ベティスは5000万ユーロに値段を設定しているそうだ。リバプールなどメガクラブにとっては支払えない金額ではなく、非凡なポテンシャルに投資する場合には、この夏にも同額以上をオファーするかもしれない。
しかし、現実的にはいま獲得するのは時期尚早。もう少しスペインの地で経験値を積み、能力を伸ばすことが最優先事項。
近くリバプールに新天地を求める可能性は限りなく低そうだが、はたして同選手の未来はどうなるのだろうか…?
