ブラジル代表DFムリージョやセルビア代表DFニコラ・ミレンコヴィッチ、ベルギー代表GKマッツ・セルスらを中心にした強固な守備に加えて、ワンチャンスをものにするニュージーランド代表FWクリス・ウッドら攻撃陣が見事に融合し、プレミアリーグで好調を維持するノッティンガム・フォレスト。
全員が試合の最後まで走り切るだけのスタミナを持ち、結果がついてきているからこその自信やパッションもピッチで見て取れる。これまでの無茶な補強もついに報われてきた印象もあるが、その視線は来シーズンに向けられている。
スペイン紙『Fichajes』によると、ヌーノ・エスピーリト・サント監督は攻撃陣の強化を狙っており、ウッドとレギュラー争いをさせるためにも、リバプールFWダルウィン・ヌニェスに対して6000万ユーロ前後のオファーを提示したようだ。
ノッティンガムでセンターフォワードとしてプレーするニュージーランド代表ストライカーは、高い決定力を見せ付け、プレミアリーグやカップ戦などを通じて32試合で18ゴールを挙げている。一方で、控えのナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイはまだ2ゴールしか決めらていない。
ウッドは33歳とベテランの域にあり、より若い選手に切り替えるためにも新たなフォワード獲得は避けられない。今シーズンこそ二桁得点に届いていないが、アンフィールドで初めての2シーズンは10ゴール以上を挙げてきたウルグアイ代表ストライカーは理想的なプレーヤーになり得る。
アルネ・スロット監督のようにセンターフォワードに多くを要求するのではなく、裏抜けからゴール奪うに特化できるクラブだけに、25歳のストライカーにとってもやりやすいプレースタイルの中でのびのびとできる可能性もある。
この冬の移籍市場において、サウジアラビアからもオファーが届き、他にもアトレティコ・マドリードやACミランらとの関係も噂されるウルグアイ人フォワードは来季、どのクラブでプレーすることになるのだろうか…?
